●蟻の思いも天に昇る
読み(ひらがな)ありの おもいも てんに のぼる。 |
意味小さくて無力な者でも、一心に努力すれば、その願いはかなえられる、というたとえ。 |
解説ちからはなくても、目的に対して、こころをひとつに集中し、体を使ったり、知恵を出したりして、 すくないちからでがんばれば、やがては、その願いが、思うとおりになる、ということのようです。 地面をはって歩く小さな蟻であっても、一生懸命に努力すれば、その願いは、天の神様にとどいてしまう、 ということから生まれたことわざのようです。「蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)」とも言うようです。 |
重要語の意味蟻=「あり」と読み、地をはい土の中に住んでいる昆虫。 思い=「おもい」と読み、@思うこと。A願い。望み。 天=「てん」と読み、地の上にある広い世界で神様がいると考えられている所。 昇る=「のぼる」と読み、高いところへあがること。 無力=「むりょく」と読み、何かをするのにそのちからがないこと。 一心=「いっしん」と読み、こころをあることに集中すること。 集中=「しゅうちゅう」と読み、ひとつのところに集めること。 努力=「どりょく」と読み、知恵を出し体を使い心をこめること。 願い=「ねがい」と読み、未来が自分の思っているようになってほしいと想像すること。 かなえられる=願いが思うとおりになる。 はう=腹を下にして手と足を地面につけて歩く。 一生懸命=「いっしょうけんめい」と読み、命がけで何かをすること。 届く=「とどく」と読み、ものなどがある場所につく。 |
いわれ(歴史)と重要度江戸時代の漫画のような読み物、文武二道万石通(ぶんぶにどうまんごくどおし)。 重要度=☆☆☆ |
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