●閑古鳥が鳴く

読み(ひらがな)

かんこどり が なく。

意味

人が、あまり集まらなくて、さびしいようす。特に、商売などが、はやらなくて、さびれているようすのたとえ。

解説

品物を売っているところなどで、お客さんが集まらなくて、店の中が、さびしいようすをたとえたことばのようです。 「閑古鳥(かんこどり)」は、郭公(かっこう)という鳥の別の呼び名で、そのかっこうが、人のほとんどいない静かな 山のふもとの林の中で、さびしそうに鳴くことから生まれたことわざのようです。「閑古鳥が歌う」ともいうようです。

重要語の意味

閑古鳥=「かんこどり」と読み、郭公の別の言いかた。  鳴く=「なく」と読み、鳥などが声を出す。  さびしい=人の数が少なくにぎやかでないようす。  商売=「しょうばい」と読み、利益を得るために品物などを仕入れて売ること。  はやる=お客さんが多く来てにぎやかで繁盛していること。  さびれる=人が集まらずにぎやかさがなくさびしいこと。  郭公=「かっこう」と読み、わたり鳥のひとつで山のふもとの林の中で暮らす動物。「カッコウ」という声を出す鳥。 

いわれ(歴史)と重要度

俚言集覧。   重要度=☆☆☆

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