●鳶が鷹を生む
読み(ひらがな)とびが たかを うむ。 |
意味平凡な親から、優れた子供が生まれること、のたとえ。 |
解説親が出来ないようなことを簡単にやってしまうような子供が育ったり、親よりも優れた顔や姿の子供が生まれたりすること、と思います。 普通このようなことは、ほとんどないと思いますが、ごく稀(まれ)にあったのだと思います。 鳶は、鷹と同じ種類の鳥で、形が似ていて大きさが少し大きいけれど、鷹のように、人が飼いならし、鷹狩に 使ったりすることがないので、鳶より鷹のほうが優れている鳥と考えられていた為、このように表現するのだと思います。 音吉の場合、「とび」は、「とんび」と言います。 |
重要語の意味鳶=「とび」と読み、たか科の中くらいの大きさの鳥。「とんび」とも読む。 鷹=「たか」と読み、たか科の小型の鳥。人が飼いならして鷹狩に使った。 生む=「うむ」と読み、@母親が子供を腹から出す。A新しく作りだす。 平凡=「へいぼん」と読み、特に優れたところがなく普通であること。 優れる=「すぐれる」と読み、普通の者よりも違うことが出来て能力がある。 飼いならす=「かいならす」と読み、動物に餌を与え人に従うようにその動物をしつける。 鷹狩=「たかがり」と読み、飼いならした鷹を使って鳥や獣などをとらえること。 |
いわれ(歴史)と重要度善悪身持扇。 重要度=☆☆☆ |
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