●鳶に油揚げを攫われる

読み(ひらがな)

とんびに あぶらあげを さらわれる。

意味

不意に横合いから、大切なものを奪われるたとえ。

解説

突然、横の方から、だいじなものを、むりやりに取り去られてしまうたとえのようです。 さあ、今からおいしい油揚げを食べようと思っていたら、急に、横の方から、 とんびが飛んできて、目の前にあった油揚げを持ちさられた、ということと思います。 呆然(ぼうぜん)としたようすをたとえたことわざのようです。

重要語の意味

鳶=「とんび」と読み、たか科の中くらいの大きさの鳥。日本各地の平地や海岸に見られ、丸く円を描きながら食べ物をさがし、ピーヒョロロと鳴く。「とび」とも読む。  油揚げ=「あぶらあげ」と読み、とうふをうすく切って油であげた食べ物。  攫う=「さらう」と読み、そこにあるものを横合いからもちさる。不意にうばいさる。  不意=「ふい」と読み、おもいがけないこと。突然。  横合い=「よこあい」と読み、横のほう。  奪われる=「うばわれる」と読み、むりやりにとりさられる。  突然=「とつぜん」と読み、思いもしなかったことが急におこるようす。  呆然=「ぼうぜん」と読み、あっけにとられるようす。  飛ぶ=「とぶ」と読み、空中をうごく。羽を使って空気の中を移動する。  取り去る=「とりさる」と読み、とってちがう場所へうつす。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=やさしい

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