●鷺を烏

読み(ひらがな)

さぎ を からす。

意味

間違っていることを、正しいと言いくるめて、自分の意見を押し通すこと、のたとえ。

解説

明らかに間違っている意見などを、言葉を上手に使って相手をだまし、正しいことであるかのように、 納得させてしまうことのたとえ、のようです。また、明らかに正しいことを、間違っているかのように、 自分の意見を主張する場合にも使われるようです。白い色をしたさぎを、黒い色のとりである、 と言い張ることから生まれたことわざのようです。「鷺を烏と言いくるめ(さぎをからすといいくるめ)」とも言うようです。

重要語の意味

鷺=「さぎ」と読み、つるに似ていて色が白いとり。水辺に住む鳥。  烏=「からす」と読み、黒い色をしたとり。  言いくるめる=「いいくるめる」と読み、自分の思い通りになるよう言葉を上手に使って相手をだます。  主張=「しゅちょう」と読み、自分の意見を強く言い張ること。  押し通す=「おしとおす」と読み、無理やりに進める。強く進める。  納得=「なっとく」と読み、意見や考えを理解して認めること。 

いわれ(歴史)と重要度

根無草(ねなしぐさ)。   重要度=☆☆☆   

スポンサードリンク


[01]


.