●徒花に実は生らぬ

読み(ひらがな)

あだばなに みは ならぬ。

意味

見かけがよくても、実質のないやり方では、成果を上げることはできない、というたとえ。

解説

「徒花」は、美しい花を咲かせるけれど実を結ばない花で、たとえ美しく咲いても 実がならないのでは、役に立たないということから生まれたことわざのようです。 徒花は、「いたずらばな」とか「むだばな」とか言い、雄花(おばな)のことで、 「おしべ」はあるけれど、「めしべ」を持たない花のことのようです。

重要語の意味

徒花=「あだばな」と読み、花を咲かせるけれど実を結ばない花。雄花。むだばな。  実=「み」と読み、果実。植物が次の世代へ命を受け継ぐために残す種を含むもの。  生らぬ=「ならぬ」と読み、生らない。植物が実をつけない。  見かけ=外から見た様子。外見。  実質=「じっしつ」と読み、現実として成り立ちそうな内容。実際の内容。  成果=「せいか」と読み、あることをやったことによって得られるよい結果。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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