重要語の意味
欣求=「ごんぐ」と読み、仏の悟りをよろこんで求めること。
浄土=「じょうど」と読み、@西にある極楽浄土。A清らかな仏国土。
欣=よろこぶ。たのしむ。
求=もとめる。たずねる。
浄=きよらか。けがれがない。
土=国土。土地。
極楽浄土=「ごくらくじょうど」と読み、西方の十万億土の彼方にある阿弥陀仏の住む世界。
苦しみのない清らかな世界。
往生=「おうじょう」と読み、この世を離れ別の世界へ生まれ変わること。
釈尊=「しゃくそん」と読み、おしゃかさん。ブッダ。仏。如来。
大乗仏教=「だいじょうぶっきょう」と読み、釈尊の滅後、在家信者が中心になって
万人成仏を目的に十方世界に仏を求め、この仏を拠り所とする教え。
無量寿経=「むりょうじゅきょう」と読み、法増菩薩が48の誓願を立て成仏し無量寿仏となったという経典。
阿弥陀仏=「あみだぶつ」と読み、全ての人々を救うという願いを立て成仏した仏の名前。無量寿仏。
仏国土=「ぶっこくど」と読み、仏の住む浄土。
源信=「げんしん」と読み、天台宗の僧侶。44才の時「往生要集」をあらわす。恵心僧都。[942-1017]。
往生要集=「おうじょうようしゅう」と読み、阿弥陀仏を信じ極楽浄土に往生することを勧める書物。985年完成。
浄土信仰=「じょうどしんこう」と読み、浄土三部経を拠り所とする宗派、浄土宗、浄土真宗、時宗など。
礎=「いしずえ」と読み、もとになるもの。
厭う=「いとう」と読み、嫌って避ける。
念仏=「ねんぶつ」と読み、阿弥陀仏の姿を観想すること、または、称名を唱えること。
仏=「ほとけ」と読み、阿弥陀如来、薬師如来、釈迦如来、毘盧遮那仏など。
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