●地質時代
読み(ひらがな)ちしつ じだい |
意味地球の地層に残っている化石をもとに、地球がどのような状態であったかを 研究する学問で決められた時代。地質学にもとづく時代。 |
解説地質学の進歩により、地質時代の区分と名称が、昔と比べると 少し変わってきています。 現在は、大きく分けると四つになると思います。 @冥王代。A太古代。B原生代。C顕生代。です。 @からBは、先カンブリア時代とも言います。 顕生代は、人につながる動物があらわれた時代であり、 さらに3つに分けられます。その3つとは、 「古生代」、「中生代」、「新生代」です。 地球が生まれてから46億年が過ぎているようですが、 私たち人類が生まれたのは、新生代の終り頃です。 下の図は、地質時代別の期間をもとに幅を整えて作ったもので、 左端の「46」は、46億年前を意味し地球が生まれた頃です。 また、右端の「0」は、現在を示しています。 |
重要語の意味地質=「ちしつ」と読み、地球の表面を形作っている地層や岩石の性質。 時代=「じだい」と読み、歴史上、ある基準によって区切られた年数。 地=つち。大地。 質=もと。根本。もちまえ。 時=とき。時の流れ。 代=よ。かわる。時世。 地球=「ちきゅう」と読み、私たちの住む惑星。太陽系の第三惑星。 地層=「ちそう」と読み、地表をおおっている層。長い年月をかけて積み重なったもの。 化石=「かせき」と読み、地質時代に生きていた動植物の死体などが岩石中に残っているもの。 地質学=「ちしつがく」と読み、地球の地層、岩石を対象とし、その性質や歴史などを研究する学問。 冥王代=「めいおうだい」と読み、暗黒の時代。マグマの海。地殻の形成。約5.5億年間。 太古代=「たいこだい」と読み、高温の環境。初期の微生物が生まれた時代。約15億年間。 原生代=「げんせいだい」と読み、大規模な地球環境の変動と生物の大きな進化の時代。約20億年間。 顕生代=「けんせいだい」と読み、せきつい動物が出現し進化した時代。カンブリアの大爆発。約5.5億年間。 先カンブリア時代=古生代に起きたカンブリアの大爆発以前の時代。約40億年間。 古生代=「こせいだい」と読み、カンブリアの大爆発。魚類の出現。大森林。は虫類の繁栄。約3億年間。 中生代=「ちゅうせいだい」と読み、ほ乳類があらわれ進化した時代。約2億年間。 新生代=「しんせいだい」と読み、類人猿。最古の人類(猿人)。人類の出現と進化と繁栄(原人→旧人→新人)。約6500万年間。 カンブリアの大爆発=それまでは、やわらかい体の動物であったが、この時代以降は硬い殻や骨を持つ動物がたくさんあらわれた。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆ 難易度=むずかしい 熟語分類=科学。 |
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