●東男に京女
読み(ひらがな)あずまおとこに きょうおんな。 |
意味男は、たくましく、きっぷのいい江戸っ子がよく、女は、美しくて、しとやかな 京都の女がよい、ということ。似合いの男女の組み合わせ。 |
解説男女の最もよい組み合わせのことを言ったことわざで、各地に、その土地土地での 組み合わせがあるようです。「越前男に加賀女」、「越後女に上州男」、 「讃岐男に阿波女」、「京女に奈良男」、「南部男に津軽女」などがあります。 |
重要語の意味東男=「あずまおとこ」と読み、江戸(東京)に生まれ育った男性。 たくましくきっぷのよい男性の代表。 京女=「きょうおんな」と読み、京都の加茂川のきれいな水で 育った女性。やさしく美しい女性の代表。 きっぷのいい=気風がよい。気質がよい。気性がよい。 しとやか=ことばや動作が落ち着いていて、性質がおだやかで、 いい印象を与える感じ。 似合い=「にあい」と読み、男と女の気性がよく合い、つりあいがとれること。 男女の相性がいいこと。 |
いわれ(歴史)と重要度平賀源内の浄瑠璃、神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)。 重要度=☆☆☆ |
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