●木仏金仏石仏

読み(ひらがな)

きぶつ かなぶつ いしぼとけ。

意味

人情味がなく、融通(ゆうずう)のきかない人のたとえ。

解説

男女間の表面だけでは、わかりにくい微妙な感情や雰囲気を理解していない 人のたとえで、特に、女性の細やかで深い愛情を、分かろうとしない男性 のことを言うようです。木で作った仏像、金属で作った仏像、石で作った仏像は、 どれも、冷たく感情がないということから生まれたことわざのようです。

重要語の意味

木仏=「きぶつ」と読み、木で作った仏像。たとえとして、 感情を理解しない情の薄い人。  金仏=「かなぶつ」と読み、金属で作った仏像。たとえとして、 心にあたたかみのない冷たい人。  石仏=「いしぼとけ」と読み、石で作った仏像。たとえとして、 感情を表に出さず、ものを言わない人。  人情=「にんじょう」と読み、愛情、思いやり、情けなどの人間味のある あたたかな感情。  融通=「ゆうずう」と読み、その時々に応じて、うまくやっていくこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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