●恋は思案の外

読み(ひらがな)

こいは しあんのほか。

意味

恋は、人の理性を失わせ、常識では考えられないようなものであるということ。

解説

恋をすると、普通の考え方が通用しないような言動や行動が生じてしまうということと思われます。 それが果たしてよい事なのか悪いことなのかは難しいこととは思いますが、若いときの恋は、 特にそういう傾向があるのかもしれません。「恋はくせもの」という句もあるようです。

重要語の意味

恋=男と女の間で、相手のことが忘れられず自分のものにしたいと思う気持ち。  思案=いろいろと思いをめぐらして何かを考え出すこと。  外=ある範囲からはずれていること。 

いわれ(歴史)と重要度

浄瑠璃の一つ、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク



[01]→02