●読書尚友

読み(ひらがな)

どくしょ しょうゆう。

意味

本を読むことによって、昔の優れた賢人を友人とすること。

解説

昔のかしこい人が書いた詩やことばを暗記し、そのことばを声に出したり、また、 そのかしこい人や、その時代のことを調べたりすることによって、本を書いた人と親しくなる、ということのようです。 本の一字一字に心を集中して読んでいると、まるでその人から直接、話を聞いているような気持になります。さらに、 その本を書いた人がどんな人であるかを考えながら読むと、本の内容がよく理解できる、ということではないかと思います。 本を書いた人の時代が、どんな時代であったかを考えることは、読書にとって大事なこと、という意味があるようです。

重要語の意味

読書=「どくしょ」と読み、本を読むこと。書物を読むこと。  読む=「よむ」と読み、@本のことばを声に出す。A本のことばを理解するため見る。  尚友=「しょうゆう」と読み、昔に戻ったように昔の人と友人になる。  尚=「しょう」と読み、@たかい。Aたっとぶ。Bねがう。  賢人=「けんじん」と読み、かしこいひと。聖人の次にえらいひと。  友人=「ゆうじん」と読み、ともだち。親しい人。  暗記=「あんき」と読み、本を見ないでことばなどを声に出せること。おぼえること。 

いわれ(歴史)と重要度

孟子(もうし)・万章下。    重要度=☆☆

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