●及ばぬ鯉の滝登り
読み(ひらがな)およばぬ こい の たきのぼり。 |
意味いくら努力をして望んでみても、到底、望みがかなえられない、ことのたとえ。 |
解説どんなに目的を実現させようと、がんばってみても、その願いは実現されない、ことのたとえのようです。 このことわざは、「鯉」という音の響きと同じ言葉である「恋」にかけたもので、多くは、かなわない恋のたとえに使われるようです。 ちからのおよばない鯉が、いくらがんばってみても、滝を登ることができないということをたとえにしているのだと思います。 |
重要語の意味及ばぬ=「およばぬ」と読み、およばない。望みどおりにならない。 鯉=「こい」と読み、みずうみや川などに住むやや大きな魚。淡水魚。 滝=「たき」と読み、高いところから水が流れている場所。流れの速いところ。 登る=「のぼる」と読み、高いところへ行く。高いほうへあがる。 いくら=どんなに。 努力=「どりょく」と読み、ある目的を実現するために出来るかぎりのちからを使って実行すること。 到底=「とうてい」と読み、どうしても。強い否定の意味をあらわす語。 望む=「のぞむ」と読み、そうありたいと思う。ねがう。 かなえる=望みを実現させる。 目的=「もくてき」と読み、めざすもの。めざすこと。 実現=「じつげん」と読み、本当になること。 願い=「ねがい」と読み、のぞむこと。 響き=「ひびき」と読み、言葉として口から出た音が耳にとどいて聞こえているもの。 恋=「こい」と読み、異性の間で好意を持つこと。異性を好きになること。 かける=ある言葉と他の言葉の響きが同じものを関係づけること。 かなわない恋=男女がお互いに好きになれないで片思いなどになってしまうこと。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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