●名馬に癖あり

読み(ひらがな)

めいばに くせあり。

意味

すぐれた才能のある者には、強い個性があるというたとえ。

解説

仕事をきっちりと、こなしてしまう人には、その人だけが持っている特別な性質があるというたとえで、 また、普通のおとなしい人には、非凡な働きはできない、ということでもあるようです。 もとの意味は、走ることが速く、ちからのある馬には、普通の馬とは、ちがった性質があるということです。 癖の原動力になっているものは、好きなことであり集中できること、ではないかと思います。

重要語の意味

名馬=「めいば」と読み、すぐれた馬。走ることが速く力のある馬。  馬=「うま」と読み、走ることが速く、ちからもある動物。昔は農業に使われたり、 物をはこんだり乗ったりした。今は、競争と乗馬に使われる。  癖=「くせ」と読み、普通とはちがった性質。  才能=「さいのう」と読み、あることをしっかりとやってしまうちから。  強い=「つよい」と読み、しっかりとしたようす。  個性=「こせい」と読み、その人だけが持っている特別な性質。  仕事=「しごと」と読み、するべきこと。からだを使って物事を処理すること。  きっちり=数や時間が多すぎたり少なすぎたりしないようす。きっかり。  こなす=してしまう。処理する。  特別=「とくべつ」と読み、普通とはちがっているようす。  性質=「せいしつ」と読み、その人が持っている感情のあらわれ方。言動の傾向。  普通=「ふつう」と読み、他とかわらないこと。  非凡=「ひぼん」と読み、平凡でないこと。普通よりすぐれていること。  働き=「はたらき」と読み、仕事などのやりかた。  走る=「はしる」と読み、足を使って速く移動する。  速い=「はやい」と読み、普通より移動する時間がみじかい。  移動=「いどう」と読み、居場所をかえること。  原動力=「げんどうりょく」と読み、活動を起こすちから。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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