●鴨が葱を背負って来る

読み(ひらがな)

かもが ねぎを しょってくる。

意味

都合のいいことが、重なって、やってくることのたとえ。

解説

いいことがあった上に、さらによいことが、やってくることのたとえのようです。 鴨鍋を作る時、ねぎを使って煮ると、おいしくなるので、ねぎが使われるようです。 その鴨が、ねぎを背中にのせて、やってくるので、このように表現するようです。 また、お人好しの人が、好都合なものを持ってくることにも使われるようです。 短くして、「かもねぎ」とも言います。

重要語の意味

鴨=「かも」と読み、@水鳥のひとつ。にわとりほどの大きさで足が短い。Aだましやすい相手。  葱=「ねぎ」と読み、ユリ科の植物。野菜として料理に使われる。細長い形をしている。  背負う=「しょう」と読み、せおう。せなかにのせる。  都合=「つごう」と読み、物事が変わっていくようす。  重なる=「かさなる」と読み、ある事の上にさらに同じことが加わる。  鴨鍋=「かもなべ」と読み、鴨と長ねぎをしょうゆの汁で煮た料理。かもねぎなべ。  煮る=「にる」と読み、なべにしょうゆの汁などを入れて具材といっしょに熱を加える。  背中=「せなか」と読み、からだのうしろ。  表現=「ひょうげん」と読み、考えなどをことばであらわす。  お人好し=「おひとよし」と読み、気がよくて他人を信じやすく、たのまれた事を引き受けやすいこと。  好都合=「こうつごう」と読み、都合がよいこと。  持つ=「もつ」と読み、手などを使ってはなれないようにする。  短い=「みじかい」と読み、長さが小さい。  長ねぎ=「ながねぎ」と読み、根深(ねぶか)ねぎ。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆      難易度=やさしい

スポンサードリンク


[01]


.