●雀の千声鶴の一声
読み(ひらがな)すずめのせんこえ つるのひとこえ。 |
意味たくさんの人が集まり、議論をして決まらなかったことが、実力者の一言(ひとこと)で、 決まってしまうことのたとえ。また、普通の人が、いろいろと、あれこれ言うより、 すぐれた人が、ひとこと、言うほうが、価値があることのたとえ。 |
解説雀が、たくさん集まって、鳴くよりも、たった、一羽でも、美しい鶴が、ひとこえ上げるほうが、 よく響き、目立つため、このような句が生まれたようです。単に、「鶴の一声」とも言います。 |
重要語の意味雀=「すずめ」と読み、人の住んでいる身近な場所に群れをなして住んでいる小鳥。 よく動き、よく鳴く鳥。 千声=「せんこえ」、「ちごえ」と読み、1000の鳴き声。たくさんの声。 鶴=「つる」と読み、大型の水鳥。首、くちばし、足が長く、長寿で、美しい。 一声=「ひとこえ」と読み、ひとつの鳴き声。一回だけ鳴くこと。 議論=「ぎろん」と読み、たくさんの人で、話し合いをして、物事のやり方などを決めること。 実力者=「じつりょくしゃ」と読み、会社やグループなどで、実際に、大きな力を持っている人。 |
いわれ(歴史)と重要度墨子(ぼくし)。 漢書。 史記。 重要度=☆☆☆ 超古風。 |
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