●猫の手も借りたい

読み(ひらがな)

ねこのても かりたい。

意味

とても忙しいとき、誰でもいいから、手を、かしてくれる人が、欲しいことをたとえる言葉。

解説

忙しくて、忙しくて、どうしようもない時に、実際には、何の役にも立たない、猫の手でも、 いいから、借りて、手伝いをしてほしいということから生まれた句。なぜ猫の手なのかは、不明ですが、 「犬の手も人の手にしたい」という言葉があるようなので、忙しい時、一番身近な動物(ペット)の 手を借りたいという思いつきから、こんな句が生まれたのでは、ないかと考えられます。特に、猫は、 ねずみをよくとる為、働き者というイメージが、あったのかもしれません。

重要語の意味

猫=ねずみをよくとる為、古くから家で、飼われてきた動物。  手=人の手が動くように、何かの働きをするもの。働く人。  借りる=「かりる」と読み、@他の者の協力を受ける。A代用する。  忙しい=「いそがしい」と読み、用事が多くて、休む時間がない。 他のことをする暇がない。 

いわれ(歴史)と重要度

開八州繋馬。   重要度=☆☆☆

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