printf関数について
文字を表示する関数に、「printf」という標準関数があります。これを用いて、char型の変数が文字と数値の 両面の特性を表現できることが分かります。printf関数の出力文字フォーマットを変えることで、表示が異なります。 [%d]は数値表示、[%c]は文字表示となります。
%d | → 数値として変数で表示(アスキーコード) |
---|---|
%c | → 1文字としての文字状態で表示 |
又、char型変数に対して、数値(コード)を直接代入しても、同じ結果が得られます。
letter = 'a'; printf("文字(数値)は%d\n", letter); → 表示例:「文字(数値)は97」 printf("文字(文字)は%c\n", letter); → 表示例:「文字(文字)はa」 |
「\n」と表記されている記号は、エスケープシーケンスと呼ばれ、文字の制御に用いられます。 この場合の「\n」は改行を意味します。日本では、「\」に続く1文字と計2文字で、エスケープシーケンス を表します。