文字列
1文字以上の文字を表す方法として、「文字列」という考え方が必要になります。 文字列を表すには、配列の考え方が必要ですが、1文字を1つの箱として考えて、その箱を順番に並べ、 そこへ言葉として意味のある文字を入れていくというように考えればいいかと思います。
a |
メモリに配列として、文字「avaloky」を配置した場合の例、位置の番号順に文字が格納されていきます。
文字 | a | v | a | l | o | k | y | \0 |
位置 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
記述例1
char str[8]; str[0] = 'a'; str[1] = 'v'; str[2] = 'a'; str[3] = 'l'; str[4] = 'o'; str[5] = 'k'; str[6] = 'y'; str[7] = '\0'; |
「\0」はエスケープシーケンスとしてのヌル文字です。文字列の最後には必要な制御文字です。
記述例2
char str[] = "avaloky"; |
この場合は、最後の「y」の文字の後へヌル文字(\0)が自動的に代入されます。 文字型指定子「char」で、文字列を代入する場合には、上記のように、ダブルクオートマーク「""」でくくって表記します。