変数の具体例

例えば、「1+1=2」という計算結果をコンピュータの画面に表示させる場合には、「2」という数値の表示を行なわなければ なりません。この時に、必要となってくるのが変数というもので、一時的にメモリを占有して表示用の入れ物としても使います。 一般的には、アルファベットで指定します。変数を定義するために、「型」の指定子によって変数、例えば「a」という 識別子をメモリ上のある場所に定義しなくてはなりません。(定義すれば、あとはコンパイラがメモリの適当な場所に 割り振りを行なってくれます)


	#include <stdio.h>

	int main(void)
	{
		int a;			/* 変数の定義 */
		a = 1 + 1;		/* 計算して「a」へ代入 */	

		printf("a=%d\n",a);			

		return 0;
	}

int型指定子で、メモリ上に整数値(integer)を定めるための予約語。
a計算結果を表示させる為の変数となる識別子です。この場合は、ユーザが定めた識別子
;セミコロン、オブジェクト(変数など)を示す、C言語の約束の記号。
a = 1 + 1計算式、右辺の「1+1」を左辺の「a」に代入すると言う意味。通常の算数の書き方と逆になります。
printf()表示するために「printf()」関数を呼び出し、カッコ内の結果を引数として代入している。 この場合は、始めの「"a=%d\n"」が画面表示する部分で、後ろの「a」が変数を指定する為の記述となっています。
オブジェクト型に応じて定められているメモリ上の枠(データ記憶域、数値格納箱)。
/*       */注釈を書く場合に用います。後日、プログラムを見ても分かるように記入しておきます。 他の人が見た場合でも、すぐに分かるようにできるだけ入れた方がいいです。

C言語で、計算式を記述する場合は、通常の数学の書き方と逆で、左辺が結果で、右辺が計算式になります。

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