プログラミング言語
ソフトウエアを作るためには、コンピュータの処理の手順を分かり易くする為に、ある決まったルールを定め、 言語として表記しなければなりません。 最も、ハードウエアに近い言語のことを「マシン語」といいますが、これは、単なる2進数の羅列でしかなく、 人間にとっては、かなり扱いの難しい言語です。これを改善して、2進数処理の1つ1つに対応して表記を行なったものが 「ニーモニックコード」(アセンブリ言語)と言われる言語です。
ニーモニックコード MOV A, 3 | = | マシン語 01011111 00000100 |
アセンブリ言語でも、一般の人がプログラミングをするには、かなり分かりにくいものですので、 これを更に、改善し、系統化させた処理を一連の命令として記号化したものが、いわゆる「高級言語」 といわれるものです。現在は殆どの方が高級言語を利用してプログラミングを行なうと思いますが、 コンピュータが、生まれた当初は、「ニーモニックコード」を用いた方法が多く使われていました。 高級言語として、よく知られているものに、BASIC、C言語(C++)、FORTRAN、COBOLなどが あります。また、インターネットで利用される言語として、HTML、Perl、Java、などがあります。
言語プロセッサ
ある定められたプログラミング言語を、マシン語レベルに変換して、コンピュータに直接理解できる2進数に変換する ソフトウエアのことをいいます。
コンパイラ | C言語などを2進数に変換するためのソフト |
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インタプリタ | BASICなどに用いられ、プログラミング言語をそのまま実行させるタイプ |
アセンブラ | アセンブリ言語、ニーモニックをマシン語に変換させるソフト |
インタプリタ型では、別のファイルに変換する必要がないので、書いたプログラムを直接実行が可能。