●美女は醜婦の仇

読み(ひらがな)

びじょは しゅうふの あだ。

意味

美しい女性は、みにくい女性に憎まれる、ということ。

解説

すぐれた者が、劣っている者から逆恨みされることのたとえのようです。説苑という本の中には、このことわざの後ろに、 「世の中が乱れている時、徳の高い人は嫌われる。正しい行いは悪い心を持っている者から憎まれる」とあるようです。 「美女は悪女の敵(びじょはあくじょのかたき)」とも言うようです。

重要語の意味

美女=「びじょ」と読み、美しい顔や姿の女性。  醜婦=「しゅうふ」と読み、顔や姿のみにくい女性。  仇=「あだ」と読み、憎いと思っている相手。かたき。  憎む=「にくむ」と読み、いやで嫌いと思うこと。  劣る=「おとる」と読み、他と比べて能力や力などが低いこと。  逆恨み=「さかうらみ」と読み、自分では良いことをしたと思っているのに、その相手から逆に恨まれること。  説苑=「ぜいえん」と読み、紀元前6年頃の書。社会人の心得などを説いた話を集めたもの。 

いわれ(歴史)と重要度

説苑(ぜいえん)尊賢。   毛吹草。   重要度=☆☆   

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美女
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