●元の鞘へ収まる
読み(ひらがな)もとのさやへ おさまる。 |
意味仲の悪くなった者同士が、ふたたび、昔のように、仲のよい関係に戻ることのたとえ。 |
解説この句は、主に、離婚したり、けんかなどをして、離れてしまった男女(恋人)の 関係を言う時に使うようです。一度、刀のさやから、抜かれた刀(=2つに別れた男女)が、 元のさやに入って、落ち着くということから生まれた句のようです。 |
重要語の意味元=今より前。以前。はじめ。「旧」とも書く。 鞘=「さや」と読み、細長く中が空洞になった入れ物。 刀などの刃の部分を入れておくもの。 収まる=「おさまる」と読み、@入れ物の中にしっかりと入れる。 A落ち着く。「納まる」とも書く。 同士=同じ関係を持っている者。 離婚=「りこん」と読み、結婚していた夫婦(男女)が、別れて、 法律的にも、他人の関係になること。 刀=「かたな」と読み、ものを切ったりする為にある 鋭い部分(刃)が、片方だけあるもの。江戸時代、武士が持っていたもの。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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