●溺れる者は藁をも掴む

読み(ひらがな)

おぼれるものは わらをも つかむ。

意味

非常に困って、どうすることもできない人が、手段を選ばず、どんなものにでも すがりつき、救いを求めようとする、ことのたとえ。

解説

人が水に溺れ、困っている時、目の前に、たとえ頼りないわらが浮いていた としても、そのわらを掴もうとするであろう、ということから生まれたことわざのようです。 人がとても困っている時は、方法などを考えることもなく、目の前にある何かをたよりにしようとする、ということと思います。 このことわざは、英語の「A drowning man will catch at a straw.」を訳したもののようです。

重要語の意味

溺れる=「おぼれる」と読み、泳げない為、水の中で沈むこと。  者=人。  藁=「わら」と読み、稲や麦のくきを干して軽くしたもの。  掴む=「つかむ」と読み、ものを手でしっかりとにぎる。  手段=「しゅだん」と読み、あることをしようとする時のやりかた。  すがりつく=自分の頼りになるものとして、しっかりとつかみ離れない。 

いわれ(歴史)と重要度

英語のことわざ、「A drowning man will catch at a straw.」。    重要度=☆☆☆   

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溺れる
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