●烏合の衆

読み(ひらがな)

うごう の しゅう。

意味

規律も統制もない、寄り集まった人々のたとえ。

解説

直接の意味は、「カラスの集まりのような多くの人々」となるのではないかと思います。 鳥の中でもカラスの群れは、何のまとまりもなく、ただ騒ぐだけ、ということから生まれているようです。 人々の先頭に立って、その集まりをまとめていく、かしらのような人がいなくて、人々がやりたいように 騒いでいる、という意味があるようです。

重要語の意味

烏合=「うごう」と読み、カラスの集まり。カラスの群れ。  衆=「しゅう」と読み、多くの人々。  規律=「きりつ」と読み、集団生活での行為として守らなければならないこと。おきて。  統制=「とうせい」と読み、たくさんの人やものをまとめること。  寄り集まり=「よりあつまり」と読み、いろいろなものがたくさん入り混じり集まること。  カラス=人里近くに群れを作って生活する黒い鳥。烏。  騒ぐ=「さわぐ」と読み、大きな声を出し不満を言う。 

いわれ(歴史)と重要度

後漢書(ごかんじょ)・こうえん。  通俗編。    重要度=☆☆☆   

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