●隣の花は赤い

読み(ひらがな)

となりの はなは あかい。

意味

他人のものは何でも、よく見えて、うらやましく思われる、ことのたとえ。

解説

隣の家の庭に咲いている赤い花は、自分の家に咲いている花よりも赤くてきれいに見える、 ということから生まれたことわざのようです。自分の持ち物に満足しないで、他人の物のほうが よく見えてしまうというゆがんだ感情を言った言葉のようです。また、他人が持っている珍しい 物を、すぐに欲しくなってしまう、ことのたとえにも使われるようです。同じようなことわざに、 「隣の芝生は青い」があります。

重要語の意味

隣=「となり」と読み、すぐ近くに接している家。隣家。  花=植物が美しくあざやかな色で咲かせるもの。  赤い=色の名称の1つ、夕焼けなどの色。  うらやましい=他人のよいところを見て自分もそうなりたいと思うこと。また、 そうなれなくて悔しいと思うこと。「心病ましい」とも書く。  満足=「まんぞく」と読み、望みが満たされ不平や不満がない状態。  ゆがむ=人の心などが正常でなくなる。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆☆   

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