●言わぬは言うに勝る

読み(ひらがな)

いわぬは いうにまさる。

意味

黙っているほうが口に出して言うよりも、思いをより深く相手に 伝えることがあるということ。

解説

沈黙が言葉よりも思いや気持ちを伝えることがある、ということのようです。 また、あまり多くしゃべらないほうが相手を傷つけたりすることがないという 戒めのようです。時と場合によっては、しゃべるほうがいい場合もあるかもしれませんが、 その場の微妙な雰囲気のようなものを伝えたい時には、黙っていたほうがいいのかもしれません。

重要語の意味

言わぬ=いわない。言うことをしない。黙る。  言う=口を動かし思いや気持ちなどを言葉でしゃべる。  沈黙=「ちんもく」と読み、口を動かさず何もしゃべらないこと。  微妙な雰囲気=「びみょうなふんいき」と読み、いろいろなことが複雑にからみ合い 一言では言い表せないその場所だけに作り出される思いや気持ちなど。  源氏物語=「げんじものがたり」と読み、平安時代中期、紫式部(むらさきしきぶ)が書いた 長編恋愛小説。 

いわれ(歴史)と重要度

源氏物語・末摘花(すえつむはな)、横笛。    重要度=☆☆☆

スポンサードリンク

言う
06←[07]→08

.

【本を読もう】
1日1ページをコツコツ読む方法