●大食は命の取り越し

読み(ひらがな)

たいしょくは いのちの とりこし。

意味

食べ過ぎは、命をちぢめる、ということ。

解説

長い間、食べ過ぎを続けていると病気を起して、生きている期間を短くする、ということと思います。 食べ過ぎが、なぜ病気を起すのかを、本を参考にして考えてみますと、食べ過ぎると、血液の中には、 糖分や脂分が増え血液が汚れます。このような状態が長く続くと、血管のやわらかさが失われ硬くなり、 せまくなって血のめぐりが悪くなります。やがて、内臓の機能が低下して免疫力がおとろえ、 からだのいろいろなところに病気の症状があらわれたり、また、血管が詰まって病気になるのではないかと思います。 「腹八分に医者いらず」の逆の意味の言葉で、「大食短命(たいしょくたんめい)」とも言うようです。 また、健康を保つためには、「医食同源」を忘れないようにすることも大切なことと思います。

重要語の意味

大食=「たいしょく」と読み、たくさん食べること。食べ過ぎ。おおぐい。  命=「いのち」と読み、寿命。人が生きていられる期間。  取り越し=「とりこし」と読み、予定の日より早く何かを終わらせること。  食べ過ぎ=「たべすぎ」と読み、よくかまないで腹いっぱい食べること。朝昼晩3食に加え間食をすること。  ちぢめる=短くする。  血液=「けつえき」と読み、からだの中の細胞に栄養素や酸素などを運び、炭酸ガスや老廃物を運び出す働きをする液体。  糖分=「とうぶん」と読み、糖でできている成分。  脂分=「あぶらぶん」と読み、コレステロールや脂肪酸など。  血液が汚れる=「けつえきがよごれる」と読み、血液中のコレステロールなどが標準より増えて血液が粘りっこくなる。血液がドロドロになる。  血のめぐり=「ちのめぐり」と読み、血液がからだの中を循環すること。血管の中の血液が内臓などの細胞にまわって 栄養素を運んだり老廃物を取り除いたりすること。  内臓=「ないぞう」と読み、心臓、肺、肝臓、腎臓、胃、腸など。  免疫力=「めんえきりょく」と読み、病気にならないつよさ。からだの中の毒素などが増えないようにするちから。  血管が詰まる=「けっかんがつまる」と読み、動脈硬化による血栓や動脈瘤など。  短命=「たんめい」と読み、命が短いこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆   

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大食
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