●飴と鞭

読み(ひらがな)

あめ と むち。

意味

しつけなどをする時、相手に、甘く接する場合と、厳しく接する場合の2つの面を、じょうずに使い分けることのたとえ。

解説

子供に、生活態度などに関して、何がよいことで、何が悪いことかを身につけさせる時、よいことをした場合には、 ほめてやり、悪いことをした場合には、そのことをしかってやることを、その時の状況に合わせ、使い分けること、かと思います。 また、おだてたり、おどしたりを使い分けて、他人を支配しようとすることにも使うようです。 また、鞭は、厳しすぎると、体罰になってしまう場合もあるかもしれませんが、体罰は、学校教育法・第11条で、禁止されているようです。

重要語の意味

飴=「あめ」と読み、甘い味がする食べ物。  鞭=「むち」と読み、@わがままを正す為に人を厳しくしかったりすること。A人にあることを指示する為に使う細長いひも状のもの。  しつけ=日常の生活態度のよいこと悪いことの区別を身につけさせること。日常の礼儀作法を身につけさせること。  甘い=「あまい」と読み、人を喜ばせたり楽しくさせたりするようす。  接する=「せっする」と読み、つきあう。対応する。交わる。  厳しい=「きびしい」と読み、強い。はげしい。(物事を正す為のようすを示す言葉)。  ほめる=よいことをした人などに「よくやった」と言ったりすること。  しかる=他人の悪い所を示して2度としないように注意する。  おだて=相手の気をよくさせること。  おどし=相手を恐れさせること。  体罰=「たいばつ」と読み、直接からだに与えるばつ。例えば相手を殴る叩く放置するなど。  学校教育法=「がっこうきょういくほう」と読み、昭和22年に公布された法律で、学校教育を行う為に定められたきまり。  相手=「あいて」と読み、何かをしようとする時に目的となる人。  態度=「たいど」と読み、人が何かをしようとするとき表に現れる振る舞いや言葉など。 

いわれ(歴史)と重要度

ドイツの政治家ビスマルクの政策。    重要度=☆☆   

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