●酸いも甘いも噛み分ける
読み(ひらがな)すいも あまいも かみわける。 |
意味人生経験が豊かで、世の中の裏と表を知り、細やかな人情も心得ている、ということ。 |
解説世の中の嫌なことや楽しいことなどをいろいろと経験していいるため、世間の表にあらわれる部分と、 裏になって隠れてしまっていることなどをよく分かっていて、微妙な人情の細やかさを身につけている、 ということのようです。酸っぱい味と、甘い味をよく知り尽くして、その味わい方をよく知っているという ことから生まれたことわざのようです。「酸いも甘いも知り抜く(すいもあまいもしりぬく)」とも言うようです。 |
重要語の意味酸い=「すい」と読み、食べた時、味がすっぱく感じること。 甘い=「あまい」と読み、食べた時、味があまく感じること。 噛み分ける=「かみわける」と読み、食べ物を食べる時、その味を区別すること。「噛」は正式には、と書く。 人生経験=「じんせいけいけん」と読み、生まれてから現在までにさまざまなことに接して感じたり行動したりすること。 豊か=「ゆたか」と読み、いろいろなことがたくさんあるようす。 細やか=「こまやか」と読み、ひとつひとつを丁寧にあつかうようす。 世の中の裏と表=世の中にあらわれないで隠れている部分と世の中にあらわれ良く知られている部分。 人情=「にんじょう」と読み、人間の愛情やなさけ、思いやりなどの感情。 微妙=「びみょう」と読み、さまざまなことが複雑にからみ合っているようす。 心得る=「こころえる」と読み、身につける。理解する。 味わい=「あじわい」と読み、味の持っている特徴を楽しむこと。 |
いわれ(歴史)と重要度堀川狂歌集。 重要度=☆☆☆ |
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