DNS(Domain Name System)
インターネットに接続して、ホームページを見るには、ホームページのアドレス(URL)が必要です。 このアドレスの中に含まれている名称が「ドメイン」と呼ばれる、WWWサーバの住所のような ものですが、実際に、コンピュータ上で、データを扱うには、数値でなければならない為、 「IPアドレス」という数値がコンピュータの間で、やり取りされています。
IPアドレスとは、32ビットのデータ幅を持ち、各8ビットずつをまとめ、4つに分割して、 10進数で表します。例えば、2007年6月時点の「www.google.co.jp」のアドレスは、 「72.14.207.104」となり、この番号が、コンピュータ間でやり取りされます。
この「IPアドレス」と「ドメイン名」を関連付けているシステムのことを「ドメイン・ネーム・システム」 といいます。私たちが使うアルファベットのホームページアドレスは、このドメイン名を利用してサーバに アクセスしますが、その場合に、インターネットにある複数の「DNSサーバ」というコンピュータが、順に 仲介し、ドメイン名に相当するIPアドレス(数値のアドレス)を見つけ出して、アルファベットから数値に変換処理をし、ホームページ閲覧を可能にしています。
IPアドレス | 32ビットの2進数、8ビットずつを区切り、4分割して、10進数で表示する |
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ドメイン名 | インターネット上で、Webサーバの位置(場所)を区別するための名称、 例えば、「www.avaloky.com」や「www.google.co.jp」などをドメイン名という |
URL | URLとは、Uniform Resource Locatorの略称です。アドレスとして示されるWWWサーバの位置にあるHTMLファイルのことを言います。 |
現在、使用されているIPアドレスは、32ビットの為、将来、このアドレスが不足する恐れがあるので、 128ビットの「IPv6」という規格が準備されています、現在の規格を「IPv4」といいます