文字(文字列)

コンピュータと言うと、数値の計算だけと思っている方も多いかと思いますが、文字の制御は、それと同じくらい 重要なものです。特にC言語では、文字や文字列の標準関数は充実したものが数多くあり、ポインタを用いた方法 などは、とても便利に使えます。文字1文字だけを考える場合には、「型指定」の「char」型(キャラクタ型)で 利用できますが、文字列として扱う場合には、配列の概念が必要になってきます。(配列は別の個所でも説明

文字列とは 文字が一連につながった、ひとかたまりの文章のようなもの(文字が複数個、集まった列)、例えば、 「My name is amita」といった場合のカッコ内の文章を指します。

1文字を表す方法として、英数記号やアルファベットに対応した、1バイト(7ビット)を使った方法が 考え出されました。それらが、基本になって、日本語などの複雑な文字も表現しています(日本語では2バイト用いる)。 (1バイトは通常8ビットだが、アルファベット文字の場合、上位の1ビットを使用していません。)

コンピュータ上で扱う、1文字は2進数で処理するため、コード体系(コンピュータ上の文字規格)によって、 1バイト(7ビット)単位で、各文字が定められています。キャラクタコード表ともいいいます。 コード体系には、ISO, ASCII, JIS など、いろんな規格があります。

例えば、アスキーコードの場合、アルファベットの「A」は10進数では「65」となり、16進数では 「41Hex」となります。アスキーコード(American Standard Code for Information Interchange )

アスキーコードの場合、「A」 = 01000001 = 「41Hex」 = 「65」

上の説明から、分かるように、C言語では、文字は、変数として扱うことになります。通常、文字変数と言う形で 定義され、その実体は、コンピュータの理解する2進数としての、数値そのものと代わりません。 文字を表す場合の型が「char」で示される予約語となります。

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