●和敬清寂

読み(ひらがな)

わけい せいじゃく

意味

お互いの心を和らげ敬い、清らかで落ち着いた心を持って、茶道をすること。

解説

この四字熟語は、珠光の茶道の心得を受け継いだ、千利休が残したことばのようです。 茶道は、珠光に始まり、紹鴎(じょうおう)から、千利休に受け継がれていったようです。 茶室で、お茶の作法をする時、主人と客が、お互いに心をおだやかにして相手を認めて受け入れ、 そして、清らかな心と何ものにもとらわれない心で、お茶の作法を行うことを表したことばのようです。 お茶を飲むという単純な作法を、心のもち方から、どのように行うべきかを表したことばではないかと思います。

重要語の意味

和=「わ」と読み、やわらぐ。なごむ。仲良くする。調子を合わせる。  敬=「けい」と読み、うやまう。つつしむ。真心をこめる。  清=「せい」と読み、きよい。くもりがない。けがれがない。  寂=「じゃく」と読み、しずか。さび。仏教的には煩悩の心がしずまった状態。  茶道=「さどう」と読み、茶の湯の道。茶室にお客さんを招いてお茶を立てて飲んでもらうこと。また、その作法。  和らぐ=「やわらぐ」と読み、かたくなくやわらかなようす。おだやかなようす。  敬う=「うやまう」と読み、相手を認め受け入れようとすること。  茶室=「ちゃしつ」と読み、茶の湯で使われる小さな部屋。  珠光=「じゅこう」と読み、喫茶養生記の影響を受け禅の心をとりいれた茶の湯の道を最初に考え出した人。わび茶の祖。 珠光の茶の湯は紹鴎(じょうおう)に伝えられた。謹敬清寂。[1422-1502]。  千利休=「せんのりきゅう」と読み、紹鴎(じょうおう)から茶の湯を学んだ人。茶の湯を完成させた人。[1522-1591]。  心得=「こころえ」と読み、何かをする時に心の中に必要となること。前もって知っておくべきこと。  受け継ぐ=「うけつぐ」と読み、以前の人がやったことを基にして自分のやり方で行うこと。  作法=「さほう」と読み、ものごとのやりかた。方法。  喫茶養生記=「きっさようじょうき」と読み、栄西禅師(えいさいぜんじ)が中国より茶を飲む習慣を伝えた書物。緑茶の薬としての効能などが書かれている。 

いわれ(歴史)と重要度

千利休が茶道の心得として残したことば。   重要度=☆☆

スポンサードリンク

和敬清寂

.