●粉骨砕身

読み(ひらがな)

ふんこつ さいしん

意味

ちからの限り、努力すること。また、骨身を惜しまずに、働くこと。

解説

ある目的のために、出せるちからのすべてを使って、何かをすること。また、からだを使うことをいやがらずに、 人のために何かをすることのようです。もとの意味は、骨をこなにして、身をくだくほどに、命がけで何かをする、 ということのようです。この四字熟語がのっている本から考えてみますと、もとは仏教のことばではないかと思います。

重要語の意味

粉=こな。ものが細かくくだけたもの。  骨=ほね。人の骨。  砕=くだく。くるしめる。  身=み。からだ。全身。  限り=「かぎり」と読み、あるだけのすべて。げんかい。  努力=「どりょく」と読み、ある目的のために、ある限りのちからを出して何かをすること。  骨身=「ほねみ」と読み、骨と肉。からだ。  惜しむ=「おしむ」と読み、あることをするのをいやがる。  働く=「はたらく」と読み、からだを動かして仕事をする。  仕事=「しごと」と読み、他人の役に立つするべきこと。人のためになること。  四字熟語=「よじじゅくご」と読み、4つの漢字(かんじ)から作られたことば。むずかしい内容を含む意味を4つの重要な語を用い美しくまとめられたものが多い。 

いわれ(歴史)と重要度

禅林類聚(ぜんりんるいじゅ)。     重要度=☆☆☆     難易度=やさしい

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粉骨砕身