●一刀両断

読み(ひらがな)

いっとう りょうだん

意味

問題のあるような事などを、すぐに決断し、処理すること。

解説

刀を1回だけ上から下へふりおろして、目の前のものを真っ二つにしてしまうことを意味する四字熟語で、 なんのためらいもなく、すぐに、決断することのようです。この句が載っている書物の名は、「朱子語類」または、 広辞苑によると「朱子語録」とも言うようです。

重要語の意味

一刀=「いっとう」と読み、刀を一回ふりおろすこと。ひとたち。  刀=「かたな」と読み、片方にしか刃がついていない刃もの。  両断=「りょうだん」と読み、真っ二つに分けて切ること。  決断=「けつだん」と読み、迷うことなく考えを決めること。  処理=「しょり」と読み、仕事や問題点などを片付けてしまうこと。  真っ二つ=「まっぷたつ」と読み、ものの真ん中で分けて2つにすること。  朱子語類=「しゅしごるい」と読み、南宋の儒学者、朱熹とその弟子たちの問答の記録を集めたもの。 

いわれ(歴史)と重要度

朱子語類(しゅしごるい)。   重要度=☆☆☆

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一刀両断

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