●金は湧き物

読み(ひらがな)

かねは わきもの。

意味

金は、意外な時に湧いて出てくるようなものである、ということ。

解説

お金は、思ってもいない時に、考えてもみない所から 入ってくるものであるから、今、手もとにお金がなくても、 思い悩むことはない、という励ましのことばのようです。 お金は、ほしいと思った時には、手に入らないけれど、 お金のことを忘れていた時に入ってくるものなので、 あまり、お金に執着しないほうがよい、ということなのかもしれません。

重要語の意味

金=「かね」と読み、おかね。ぜに。ものを買う時などに使うもの。  湧く=「わく」と読み、水などが地中から表に出てくる。  物=「もの」と読み、存在しているものを特定せずに、ばくぜんと言うことば。  意外=「いがい」と読み、思っていたこととちがうようす。  思う=「おもう」と読み、心にうかべる。心の中であれこれと想像する。願う。  考える=「かんがえる」と読み、頭を使って心を理性的に動かす。  所=「ところ」と読み、限られた場所。  悩む=「なやむ」と読み、あれこれと妄想して思い苦しむ。  励まし=「はげまし」と読み、元気をつけてやること。  忘れる=「わすれる」と読み、心の中で気にしていたことを思い出さないこと。  執着=「しゅうちゃく」と読み、あることに強く心がひかれていること。 

いわれ(歴史)と重要度

都鳥廓白浪(みやこどりながれのしらなみ)。   重要度=☆☆☆   難易度=やさしい

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