●夜の錦
読み(ひらがな)よるのにしき。 |
意味役に立たない、むだなことや、期待はずれで、がっかりすることのたとえ。 |
解説真っ暗な夜の中を、美しく作られた織物の着物を着て歩いても、だれも気づいてくれない、 ということから生まれたようです。大勢の人の考え方などが、一方に、かたよっていると、 せっかくの良いものも、認められず、むだなものになってしまうという意味もあるようです。 「闇夜の錦(やみよのにしき)」とも言うようです。 |
重要語の意味夜=太陽が沈んで、月も出ていない、真っ暗なよるのこと。 錦=「にしき」と読み、@複雑で美しい模様をした織物。A美しく立派な着物。 無名抄=「むみょうしょう」と読み、「方丈記」で有名な、鎌倉時代の歌人、 鴨長明(かものちょうめい)の書いた書物。和歌の作り方などが書いてある。 |
いわれ(歴史)と重要度鴨長明(かものちょうめい)が著した「無名抄(むみょうしょう)」にこの言葉が載っている。 毛吹草(けふきぐさ)。 重要度=☆☆☆ |
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