●一矢を報いる

読み(ひらがな)

いっしを むくいる。

意味

反撃する。また、反論する。

解説

相手からの攻撃に対して、一本の矢を射返して、報復をすることであり、また、議論などで、 相手から言われたことに対して、ひとことだけ言い返すことのたとえのようです。 ただ、一方的に攻められてばかりいる時に、1回だけ相手に仕返しをすることだと思います。

重要語の意味

一矢=「いっし」と読み、一本の矢。  報いる=「むくいる」と読み、人から受けたものに対して、お返しをする。  反撃=「はんげき」と読み、攻撃をしてくるものに対して仕返しをすること。  反論=「はんろん」と読み、相手が言ってくる意見に対して反対の意見を言うこと。  相手=「あいて」と読み、対抗する人。2人の者がたがいに、きそい合う時の片方の人。  攻撃=「こうげき」と読み、争いなどで敵(てき)をせめること。  矢=「や」と読み、武器のひとつ。細長い棒に、やじりをつけ逆の端に羽をつけて弓に張ったつるにひっかけて飛ばすもの。  射返す=「いかえす」と読み、敵が矢を飛ばしたのに対して逆にこちらから矢をかえす。  報復=「ほうふく」と読み、しかえしをすること。  議論=「ぎろん」と読み、ある問題などについて意見を述べ合うこと。  言い返す=「いいかえす」と読み、相手の言ったことに対して言葉をかえす。  一方的=「いっぽうてき」と読み、ひとつの方にかたよるようす。  攻める=「せめる」と読み、攻撃する。  仕返し=「しかえし」と読み、攻められた相手に対して、うらみを返すこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明(平家物語か)。   重要度=☆☆      難易度=ふつう

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