●老いてはますます壮なるべし

読み(ひらがな)

おいては ますます さかんなるべし。

意味

年を取ったならば、年寄りと決めつけず、ますます、意気盛んでなければならない、ということ。

解説

年を取ると体は衰えてきますが、若い人と比べ長い人生経験があり、 いろいろなことを知っているのだから若者に負けないくらい、さらに何かを しようとする意気ごみを持たなければならない、ということのようです。 習うは一生という意味が含まれていると思います。

重要語の意味

老いては=「おいては」と読み、年を取った後のことは。  ますます=前に比べてもっと。さらに。  壮=「さかん」と読み、盛ん。熱心に何かが行われているようす。活力があるようす。  なるべし=なるべきである。(べしは書き手から読み手への命令を表す言葉)。  意気=「いき」と読み、何かをしようとする時の心の持ち方。いきごみ。 

いわれ(歴史)と重要度

後漢書(ごかんじょ)馬援(ばえん)伝。   重要度=☆☆☆

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老人
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