●酒は諸悪の基

読み(ひらがな)

さけは しょあくの もと。

意味

酒は、いろいろな悪いことを、起こすもとになる、ということ。

解説

酒は、ほどほどに飲んでいれば、体にもいいのですが、飲みすぎてしまうと、 体にもよくないし、正常な行動が取れなくなり、悪いことを起こす原因になる、 といういましめと思われます。特に、飲酒運転は、法律上、禁止されていますし、 酒による事件や事故は、数多くあります。酒に関しては、よい面での ことわざが多いのに対して、この句は、酒嫌いの人が主張するもののようですが、その他に、 「酒に三十五の失あり」、「酒は気違い水」、「酒は百毒の長」とかいう句があります。 (お酒は二十歳になってから)

重要語の意味

酒=アルコールを含む飲み物で、アルコールによって人の脳をまひさせるもの。 日本酒、焼酎(しょうちゅう)、紹興酒(しょうこうしゅ)、ビール、ワイン、ウィスキーなど。  諸悪=「しょあく」と読み、いろいろな悪いこと。  基=「もと」と読み、ものごとが起こる原因。  失=「しつ」と読み、あやまち。損失。  気違い=「きちがい」と読み、精神が乱れて、しゃべることや行動が 正常でないこと。  百毒の長=「ひゃくどくのちょう」と読み、たくさんの毒の中で1番のもの。  毒=「どく」と読み、健康を害するもの。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆   

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