●鯉のぼり

作詞:不詳 作曲:不詳 編曲:ピュートン 歌声:ボーカロイド

いらかのなみと くものなみ かさなるなみの なかぞらを
たちばなかおる あさかぜに たかくおよぐや こいのぼり

ひらけるひろき そのくちに ふねをものまん さまみえて
ゆたかにふるう おびれには ものにどうぜぬ すがたあり

ももせのたきを のぼりなば たちまちりゅうに なりぬべき
わがみにによや おのこごと そらにおどるや こいのぼり



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【唱歌】
07←[08]

うた一考

軽快で明るくて良い曲です。

歌詞の解釈

家々の屋根のかわらの波と空に浮かぶ雲の波、重なる波の真ん中の空を、 たちばな(からたち)が香る朝の風に、高く泳ぐぞ鯉のぼり。

開いた大きなその口は船を飲みこんでしまいそうな程、大きく見える。 のびのびと揺れ動くしっぽの尾びれには、ものに動じない姿がある。

流れが急な滝を、いくつものぼれば、たちまち、龍のようになるであろう。 私の体のように、たくましい男の子になってほしいと、空の中を泳ぐぞ鯉のぼり。

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