●埴生の宿

作詞:里見 義 作曲:ビショップ 編曲:ピュートン 歌声:ボーカロイド

はにゅうのやども わがやど たまのよそい うらやまじ
のどかなりや はるのそら はなはあるじ とりはとも
おお わがやどよ たのしとも たのもしや

ふみよむまども わがまど るりのゆかも うらやまじ
きよらなりや あきのよわ つきはあるじ むしはとも
おお わがまどよ たのしとも たのもしや



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【唱歌】
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うた一考

埴生の宿とは、土の間の上にむしろを敷いて寝て、生活するような 貧しくて小さな家のことのようです。原曲は、イギリスの曲で 英語名を「Home sweet home」といいます。粗末な家であっても 満足しているということを歌っているようで、明治の唱歌です。

歌詞の解釈

埴生の宿も、私の大切な家だ。美しい飾り物をつけてみたいが、 天気がよくて穏やかな春の空があり、主人としての花があり、 鳥という友達がいる。おお、私の大切な家よ。楽しく頼りになる家よ。

本を読むところ、私の家の窓よ。ピカピカに輝いた床が欲しいとは思うが、 澄み渡った美しい秋の夜更けには、主人となる月があり、虫という友達がいる。 おお、私の大切な窓よ。楽しく頼りになる窓よ。

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