●森羅万象

読み(ひらがな)

しんら ばんしょう

意味

天と地、この世に存在している、あらゆるもの全てと、その中で変化し 続けている現実の全ての出来事。

解説

森羅の「森」は、木がたくさん茂っている様子で、「羅」は、 その森が連なるということ。また、万象の「万」は数が非常に多いこと、 「象」は、姿や形と、易(えき)の占いに使う結果の、64この意味もあるようです。 世の中の変化の法則を見つけ出し、現実世界を説明する方法として考え出された 易の本「易経(えききょう)」の解説文には、この言葉がよく使われています。

重要語の意味

森羅=「しんら」と読み、非常にたくさん並んで連なること。  万象=「ばんしょう」と読み、宇宙の全てのものと、それが変化して 現れていること。「ばんぞう」、「まんぞう」とも読む。  易経=「えききょう」と読み、中国の最も古い書物。 人間や宇宙の森羅万象を説明する為に考え出された方法、易(えき)。陰と陽の2つの変化を基本にしている。 

いわれ(歴史)と重要度

法句経(ほっくきょう)。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク

本の紹介

森羅万象

【儒教の易経】