●花鳥風月

読み(ひらがな)

かちょう ふうげつ

意味

四季で移り変わる美しい自然のありさま。また、そのような自然の美しさを見て楽しんだり、 自然を題材にして詩や和歌、俳句や絵画などを好んで楽しむこと。

解説

花鳥風月は春夏秋冬で違った風景を私たちに見せてくれます。華やかさは、あまりありませんが、気持ちが落ち着き、 味わい深いものだと思います。そんな日本の美しい自然の風景を題材にした詩や和歌、俳句や絵は、 多くの作品が残っていると思います。日本人の心のようなものを短く、わかりやすく言った言葉ではないかと思います。

重要語の意味

花=「か」と読み、はな。植物が咲かせる美しい色のもの。例えば春は桜、夏は百合、秋は菊、冬は山茶花など。  鳥=「ちょう」と読み、とり。空を飛ぶ動物。例えば春はうぐいす、夏はほととぎす、秋はもず、冬はたかなど。  風=「ふう」と読み、かぜ。温度差により空気の流れが生じるもの。例えば春は東風(こち)、夏は南風、秋は秋風、冬はこがらしなど。  月=「げつ」と読み、つき。太陽、地球、月の位置により、さまざまに形を変え夜空に美しく現れるもの。例えば三日月、半月、満月など。  ありさま=さまざまに変化するものごとのようす。  題材=「だいざい」と読み、芸術の主題となる材料。  風景=「ふうけい」と読み、けしき。その場の雰囲気などを含むようす。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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花鳥風月