●貰う物は夏も小袖

読み(ひらがな)

もらうものは なつもこそで。

意味

もらえるものがあれば、どんなものでも、頂くということ。非常に欲が深いことのたとえ。

解説

お金を払わず、ただで、もらえるのなら、夏の暑い時でさえも、冬に着る防寒用のきものを 頂いてしまう、ということから生まれたことわざのようです。何であろうと、飽きることなく、 あれもこれも、欲しくなってしまうことをたとえた言葉のようです。「戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)」 とも言うようです。

重要語の意味

貰う=「もらう」と読み、他人から与えられたものを自分のものにする。  物=「もの」と読み、目に見える品物やお金など。  夏=「なつ」と読み、1年の中で最も暑い季節。6から8月頃。  小袖=「こそで」と読み、絹の綿入れ。  絹の綿入れ=「きぬのわたいれ」と読み、絹の表布と裏布の間に綿を入れ寒さを防ぐようにしたきもの。  頂く=「いただく」と読み、もらうの敬語。  欲が深い=「よくがふかい」と読み、むさぼる欲。貪欲。  防寒=「ぼうかん」と読み、寒さを防ぐこと。 

いわれ(歴史)と重要度

耳談続算。    重要度=☆☆☆   

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小袖
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