●盆と正月が一緒に来たよう

読み(ひらがな)

ぼんと しょうがつが いっしょに きたよう。

意味

非常に忙しいことのたとえ。また、うれしいことや楽しいことが重なるたとえ。

解説

盆や正月には、多くの人が動き、にぎやかになり、商売などが繁盛するということから、 とても忙しいことのたとえに使われるようになったのではないかと思われます。 にぎやかになる盆と正月が同時にやってくるのと同じくらい忙しいという意味のようです。

重要語の意味

盆=「ぼん」と読み、うらぼんの略。夏の暑い時期(旧暦七月)に、 祖先をおまつりし、その幸福を祈る為の行事。故郷を離れた親戚などが集まる時期。  正月=1年の初めの月に、新年のお祝いをする期間。親戚などが 多く集まる時期。  一緒=「いっしょ」と読み、1つのところへ集まること。同時。  来たよう=来たのと同じような状態である。よう=様と思われる。  忙しい=「いそがしい」と読み、用事が多くて休んでいる暇がない。  繁盛=「はんじょう」と読み、人が多く出てにぎわい栄えること。 

いわれ(歴史)と重要度

近松門左衛門の浄瑠璃、曽根崎心中(そねざきしんじゅう)。    重要度=☆☆☆   

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