●頭でっかち尻つぼみ

読み(ひらがな)

あたまでっかち しりつぼみ。

意味

最初は意気込んでやるけれど、だんだんと気持ちが弱くなり、最後には、だらしが、なくなること。

解説

一番はじめは、やる気がたくさんあって、はりきるのだけれど、時間がたつにつれて、 そのやる気が、弱くなり、最後には、しまりがなくなり、気持が、だめになってしまうことのようです。 理屈ばかりを言って、物事を長く続けられないようすを現わしたことわざかと思います。 また、物の形などが、頭のほうが大きくて、下のほうが小さいようすを示す場合にも使われると思います。 「頭でっかち尻すぼり」とも言うようです。

重要語の意味

頭=「あたま」と読み、@一番はじめ。A人や動物の一番上にあるところ。  でっかち=からだに比べて頭のほうが大きいようす。  尻=「しり」と読み、@最後のところ。A人や動物の肛門(こうもん)のあるところ。  つぼみ=すぼむこと。だんだんと細くなること。小さくなること。  意気込む=「いきごむ」と読み、あることをしようとして気持ちが大きくなる。  だんだん=しだいに。時間的に少しずつ進んでいる状態をあらわす言葉。  だらしがない=気持ちや態度に緊張感(きんちょうかん)がない。気持がだめになってしまうこと。  はりきる=元気があってやる気がいっぱいある。  しまり=ゆるみのないこと。しっかりしていること。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆

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