●権者にも失念

読み(ひらがな)

ごんじゃにも しつねん。

意味

どんなに立派な人でも、失敗することがあるということ。

解説

権者は「権現さん」と同じような意味があります。たとえば、 最澄のようなお坊さんであっても、時には、もの忘れをして 間違ったことを言ってしまうことも、あるということのようです。 つまり、どんなえらい人であっても、失敗することがあるから、 そんなにくよくよすることはない、という励ましの言葉だと思います。

重要語の意味

権者=「ごんじゃ」と読み、神や仏が衆生を救うため、この世に人の姿をして現れたもの。権化。「ごんしゃ」とも読む。  失念=「しつねん」と読み、ものわすれ。おぼえていたことをうっかり忘れること。  立派=「りっぱ」と読み、正しくて能力があり堂々としているようす。  失敗=「しっぱい」と読み、やってみた結果、成功しなかったこと。望んでいたようにならないこと。  権現=「ごんげん」と読み、本地垂迹の思想から生まれた神。熊野権現。東照大権現など。  最澄=「さいちょう」と読み、伝教大師最澄。日本の天台宗を開いた高僧。比叡山に入り一乗止観院(延暦寺)を建てた僧侶。[766-822]。  坊さん=「ぼうさん」と読み、仏教の僧侶。  忘れる=「わすれる」と読み、@記憶から消える。A気がつかない。Bやるべきことをしない。  間違う=「まちがう」と読み、正しいことが得られない。とりちがえる。あやまち。  くよくよ=失敗などにこだわって心配し続けるようす。  励まし=「はげまし」と読み、元気をつけてやること。心配しなくていいよと思わせること。  言葉=「ことば」と読み、人と人とのコミュニケーションで使われる音声や文字。  権化=「ごんげ」と読み、仏や菩薩が衆生を救うために仮に姿を変えてこの世に現れること。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆     難易度=やさしい

スポンサードリンク


権者
[01]