●故郷へ錦を飾る

読み(ひらがな)

こきょうへ にしきを かざる。

意味

故郷を長く離れて、努力していた者が、社会的に認められ、有名になり、 故郷へ帰ることのたとえ。

解説

故郷を遠く離れ、がんばった結果、世の中に認められ、成功して、 晴々しい思いで、故郷へ帰ることを言っているようです。本来の意味は、 「美しく高価な着物を着て故郷へ帰る」という意味があるようです。 昔は、高価で美しい着物を着る為には、大変な努力が必要だったので、 このようなことわざが、生まれたのではないかと思われます。

重要語の意味

故郷=「こきょう」と読み、ふるさと。生まれ育った土地。  錦=「にしき」と読み、@美しく高価な着物。A立派なことのたとえ。  飾る=「かざる」と読み、外の見かけを美しく立派に見せる。  史記=「しき」と読み、中国、紀元前100年、前漢の頃の歴史書。 司馬遷(しばせん)が書いた物。 

いわれ(歴史)と重要度

史記。平家物語。毛吹草。    重要度=☆☆☆   

スポンサードリンク

故郷
[01]


.