●人口に膾炙す
読み(ひらがな)じんこうに かいしゃす。 |
意味詩や散文などが、広く世間の人々に知れわたり、話題になることのたとえ。 |
解説詩や音の数にとらわれない自由な文などが、世の中の人々に広く知られて、日常の会話などで、 多く使われるようになることのようです。なますと火であぶった肉は、多くの人が好んで食べるので、 それにたとえて、だれもが口にして、広く好まれることをあらわした言葉のようです。 今風に言うなら、「流行語」や「ベストセラー」のように、多くの人々に知られ、よく使われるようになったことを 意味しているのだと思います。また、ことわざや四字熟語なども、人口に膾炙したものだと思います。 |
重要語の意味人口=「じんこう」と読み、人のくち。 膾炙=「かいしゃ」と読み、広く世間に知れわたること。 膾=なます。生のにく。 炙=火であぶった肉。焼肉。 詩=「し」と読み、感情や思想などを短い文であらわした文章。 散文=「さんぶん」と読み、小説や随筆などのように音の数にとらわれないで自由に作られた文章。 話題=「わだい」と読み、はなしの材料。日常の会話のたね。 なます=魚や肉を細く切って酢につけた料理。 今風=「いまふう」と読み、現代風。 流行語=「りゅうこうご」と読み、はやりことば。 ベストセラー=ある期間によく売れた本。 |
いわれ(歴史)と重要度虚堂録・林崇、周朴詩集の序(りんすう、しゅうぼくししゅうのじょ)。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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